◆フロントマスクはかっこいい&可愛らしい!

新型208のフロントマスク、大きなグリルは先代の面影を感じさせるものとなっていて、可愛さと格好良さが混ざった顔は個人的には大好きです。
Bセグのコンパクトカーは、かっこいい系やら女性的な可愛い系やらと、様々なデザインの車がありますが新型208はその両方をいいとこ取りしたような感じがします。
ずっと見てると
子どものライオンのようにも見えてくるのは私だけ??(笑)
メタリックファロイエローと名付けられた、滑舌悪い私には発音しにくいボディカラーも先代には無かった色で、お洒落な国のコンパクトカーには鮮やかな色が良く似合いますね。

厳つさとは無縁の顔をした208だけど、グリルに堂々とそびえ立つライオンをアップで見てみるとなかなか厳つい(笑)
展示されていた
GT Lineというスポーティグレードは、グリルのフィンにメッキの加飾が施されていているので質感も素晴らしい。
不規則に並べられたパターンのフィンもなかなか無いデザインで、508を試乗したときも感じましたが、やっぱりフランス車はドイツやスウェーデンに無いデザインの魅力がありますよね。

会場にはもう1台
e-208という名前からも分かる通り、BEV仕様の新型208も展示されていて、この車も2020年第3四半期に日本導入予定とのこと。
先ほどのGT Lineはグリルのフィンがメッキでしたが、この車はボディ同色の塗装がされていました。
EV専用なのかAllureというグレード専用なのかは分からないけど、多分後者だと思います。
メッキ加飾も良かったけど、ボディ同色のグリルフィンは一際お洒落で写真を撮るのも楽しくなりそう。

新型208のエクステリアで気になっていたところがあり、GT LineはSUV仕様じゃないのになんでホイールアーチがブラック塗装されているんだろうと思っていましたが、どうやら
ホイールをより大きく見せるための演出なんだそう。
確かにより動物的な格好良さが感じられる新型208は、グロスブラック塗装のホイールアーチのおかげでサイドビューの迫力もありますしね。
あとこのホイールアーチのおかげで、タイヤハウスの隙間が気になりにくいかも??

GT Lineのタイヤサイズは
205/45R17となっていました。
銘柄はミシュランのプライマシー4。
もしGTiが発売されて、ミシュランのPilot sports 4Sを履いてたりしたら激アツすぎて朝しか起きれないくらいに気になりますね。
スタッドレスで16インチに落とす場合は、外径が-5mmの
205/50R16になると思います。
◆新型208のボディサイズ

真横からは撮れなかったので斜め横のアングルで許してください。
新型208のボディサイズは、
全長4,055mm×全幅1,765mm×全高1,430mmとなっています。
ちなみに最大のライバルであろうVWポロのサイズは、
全長4,060mm×全幅1,750mm×全高1,450mmとなっていて、全幅で15mm全高は20mm低い208の方がスポーティに見えるのかな。
3ナンバーや5ナンバーの無い欧州車は、Bセグでも立派な全幅になってきましたね。

そしてエンジンは、プジョーが
“Pure Tech”と呼んでいる直列3気筒1.2Lのダウンサイジングターボを搭載していて、
最高出力100PS、最大トルク205Nmのスペックを発生させるエンジンに、アイシンAWの8速ATを組み合わせています。
この小さな車に8速ATってなんと贅沢なことでしょう……
1~2世代前のプジョーはATが4速だったり、シングルクラッチのセミオートマでクセが強かったり、どうもAT大国の日本では扱いづらい車だったのに
日本企業のトルコンATを採用してくれるだなんておじさん涙が出ちゃう(出ない)
3気筒1.2LのNAエンジンを積んだ2008に乗ったことがありますが、
プジョーの3気筒は本当に静かで振動も少なく、4気筒かと疑うくらい完成度が高くてビビり倒した覚えがあります。
しかもNAなのにスムーズに走るもんだから、ターボ化とトルコンATのおかげで快適オブザイヤーなのはもう確定。

CピラーにはGT Lineの文字が。
確か508GTにもCピラーにエンブレムがあったので、プジョーはこういう主張が大好きマンなのかな。

e-208もCピラーにEVをアピールする文字が。
プジョーのコンパクトEVのスペックは、
最高出力136PS、最大トルク340Nm、最高速は150km/h。50kWhのリチウムイオンバッテリーが
1回の充電で最大340kmの走行を可能にさせてくれます。
急速充電の
CHAdeMOにも対応しているとのことなので、サービスエリアや道の駅、一部コンビニでも充電できるのは出掛け先でも安心ですね。

ちょっと気になったところも。
新型208のGT Lineは、サイドウインドウモールの下側はグロスブラックの塗装がされているのですが、
塗装されている部分と無塗装の部分が堂々としすぎな感じがしました。
Bピラーも綺麗にグロスブラック塗装されているから余計にね。もういっそのこと全周グロスブラック塗装しても良いんじゃないのって思いますし、今のプジョーにはそこまで期待しちゃうくらい良い車を造っていると思うので。

このグラマラスなリアフェンダー、コンパクトカーなのにこれだけの色気を感じさせるだなんてさすがフランス車。
赤色の208だったり、メタリックファロイエローでも日没間際の時間帯だとより一層美しく感じる車かも。
個性豊かなBセグメントでも、セクシーなデザインの車ってほとんど無い気がするので、デザインに一目惚れした国産車ユーザーからの乗り換えも結構いそうな気がします。
ちなみに私も新型208は普通に欲しいです(笑)

車のすぐ後ろが壁だったので真後ろからもうまく撮れずにすみません。
リアビューはなんと言っても、左右テールランプを繋ぐ黒の一本線が目を惹きます。
ちょっと違うけど3008や、508でも採用されていたこのデザイン、今後のプジョーデザインの特徴の一つになっていくのかな。
個人的にはバットマンに見えちゃって仕方ないです(笑)
バットマン見たことないけど。

GT Lineは右側にマフラーが2本出ていました。
最近はスポーティなモデルでもダミーのマフラーだったりしますが、新型208は車好きを裏切らないマフラーで、しかもサテンメッキの加飾までしてあるので、
エクステリアからBセグ以上の質感をビンビンに感じ取れます。◆続いてライトチェック

上の写真はデイライトなのかポジションなのかは分かりませんが、どっちにしろインパクトは絶大。
ライオンの爪痕をモチーフにしているのはひと世代前のプジョーもそうでしたが、新型ではフロントのライトもその要素を取り入れました。
インパクトもすごいけどシームレスに光るLEDにも感動。
フランス車は数年前までハロゲンヘッドライトが当たり前で、日本仕様の208もそのような感じだったので、フルLEDヘッドライトと綺麗に光るライオンの爪痕は間近でずっと見ていたくなる美しさ。

フロントバンパーと一体化したライトは508でも採用されていましたね。

ウインカーももちろんLED。
508のように爪痕の部分が光るかと思ったらそうではなく、一番内側が控え目に光ってました。
控え目だけどLEDなので明るいし遠くまで光るし大丈夫でしょう。

ヘッドライトに比べてライオンの爪痕歴が長いテールランプ、新型208は
斜め横から見るとすごく立体的で、理数系が赤点常連さんだった私は何がどうなってるのかさっぱり分かりません。
分かろうとすると脳が溶けてしまうので考えるのはやめておきます。

リアのウインカーもちゃんとLED。
時代ってすげえや。
フロントウインカーは控え目でしたが、
リアは流れるタイプのウインカーで存在感は抜群。
Audiの流れるウインカーと同じくらいのシームレスで高級感のある流れ方でした。
208のウインカーを見たいがために追跡しちゃいそうなくらい。
◆新型208エクステリア編まとめ!

はい!ということで新型208のエクステリアを見てきました。
欧州仕様車でしたが、
エクステリアはほぼほぼ変わらないのでイメージしやすいかと思います。
生活をともにする身近なコンパクトカーが、これだけドキドキわくわくするデザインを身に纏ってると、憂鬱なはずの通勤や近所の買い物までもが明るい時間でいられそうだなと感じました。
コンパクトカーといってもフィットやノートのように、ミニバンのような実用的便利系コンパクトカーから、新型208のようにデザインに恋をする車まで様々。
エンブレムと関係があるかどうかは分かりませんが、新型208は
動物的な野性味溢れるかっこよさと、
プジョーの末っ子らしく子どもライオンのような可愛さも兼ね備えた愛らしいデザインですよね。
様々なデザインの車が揃うBセグの中でも強烈な個性を放っている新型208が、日本の街を走り出す日が待ち遠しくて仕方ありませんね。
今日も最後までご覧頂きありがとうございました!
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次回は明後日の20時公開ですので良かったらまた見てください!!
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